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国立競技場問題、私の責任含め検証委で議論して頂く―下村文科相
記事提供元:エコノミックニュース
下村博文文部科学大臣は28日の記者会見で、先の新国立競技場をめぐる一連の問題を検証するための検証委員会について「客観的に検証して頂くために第3者により検証して頂くことにした」と述べ「早くスタートさせたい。その中でわたしの責任問題も含め、責任も明らかになると思っている」との考えを述べた。
下村大臣は検証する内容について「当初の工事費、1300億円の積算根拠と経緯、ザハ・ハディド氏のデザイン選定経緯はどうであったのか、平成25年12月に提示された工事費1625億円の積算根拠と経緯、また工事費が1625億円を大幅に超え、2520億円になった経緯と根拠、計画を見直すことになったタイミングは実際にはいつであったのか、文部科学省、JSCの役割分担と責任体制はどうであるべきなのか、どうであったのか、などを検証項目のたたき台に考えている」とした。
また、下村大臣は新国立競技場建設計画で文科省の担当者だった久保公人スポーツ・青少年局長が8月4日付で辞職する人事を発表。下村大臣は「定例の人事異動だ」とした。(編集担当:森高龍二)
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