NY金:反落で1096.20ドル、中国株下げ渋りで米株反発、米FOMC警戒で売り優勢

2015年7月29日 02:52

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記事提供元:フィスコ


*02:52JST NY金:反落で1096.20ドル、中国株下げ渋りで米株反発、米FOMC警戒で売り優勢
NY金は反落(COMEX金8月限終値:1096.20↓0.20)。1092.40ドルから一時1098.20ドルまで上昇したが、その後再び下落に転じた。この日の上海総合指数が1.7%ほどの下落にとどまったことで、金は売り戻し先行の流れで始まったが、米国の5月S&Pケース・シラー住宅価格指数が下振れだったこと、NYダウが上昇スタート後いったん伸び悩んだことで、一時買いに転じたもよう。


しかし、その後は、NYダウの上昇が進んだこと(一時179ドル高)、また、この日から始まった米連邦公開市場委員会(FOMC、29日まで)への警戒感から、金の売りが再び優勢になった。なお、次の取引の中心になるとみられる12月限の28日値動きは、高値が1098.70ドル、安値が1092.80ドル、引けは1096.70ドルであった(前日比0.20ドル安)。《KK》

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