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チェコ発のパペット映画『クーキー』公開 - 操り人形×VFXで描く弱虫テディベアの大冒険
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チェコ発のパペット映画『クーキー』が2015年8月22日(土)に新宿武蔵野館ほかで全国ロードショーされる。本作はチェコのアカデミー賞といわれるチェコ・ライオン賞で4部門を受賞。本国では2010年に公開され、初登場1位を記録するだけでなく、年間でも「トイ・ストーリー3」「トワイライト サーガ」などのハリウッド大作を抑えての大ヒットとなった。
パペット映画ながら、スタジオを飛び出して実際に森の中にロケセットを組んで、100日以上もの撮影をした本作。弱虫で甘えん坊のテディベア、クーキーが持ち主の男の子オンドラの元へ必死の大冒険を繰り広げながら帰ろうとするストーリーとなり、最中で行われるカーチェイスも大きな見どころだ。
劇中で繰り広げられるカーチェイスは、監督も「『インディージョーンズ』をイメージして撮影した」とコメントしており、実写に負けない迫力のシーンに。一方で、頻繁に季節が変わる演出は、宮崎駿監督の作品をイメージしているそうだ。ミニチュアカーは、なんと普通の車と同じくガソリンを燃料に走っているのだから驚き。車の制作費は、日本円にして1,000万円を超えており、高級車なみの“高価”なミニチュアカーに注目して欲しい。
■ストーリー
弱虫で甘えん坊のテディベア、クーキーの必死の大冒険。オンドラは体が弱く、ぜんそく持ちの男の子。小さなころからテディベアのクーキーとずっと一緒に遊んできた。しかし古くなってしまい、汚れがぜんそくにも悪いということで、ある日母親がゴミと一緒に捨ててしまう。待ちから遠く離れたゴミ捨て場に捨てられ、ショベルカーに潰されそうなった瞬間、クーキーはひょっこりと動き出してゴミ捨て場を駆け下り森に逃げ込んだ。森の中には邪魔ものが次々現れ、クーキーの行く手を阻む。はたしてクーキーはオンドラの待つ家にたどり着くことができるのか!
【作品情報】
『クーキー』
公開日:2015年8月22日(土)新宿武蔵野館ほかロードショー
監督・脚本・製作:ヤン・スヴェラーク
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