膨張するオリンピック費用、党で検証する―民主・岡田代表

2015年7月25日 16:35

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記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の岡田克也代表は24日、2020東京オリンピック・パラリンピックをめぐって、組織委員長の森喜朗会長が大会全体の開催費について「当初より3倍ぐらいお金がかかっている。最終的に2兆円を超すようなことになるかも知れない」との見通しを示したことについて「国立競技場の問題も極めて重要で党としてしっかり検証し、どこに責任があるかを追及していくが、問題はそれにとどまらない」と問題視した。

 岡田代表は「2兆円の税金がいつのまにか注ぎ込まれようとしている。いったい誰が責任を持って全体をマネージメントしているのか極めて疑問だ。個々の内訳、いつの間に膨れ上がったのか、原因は何なのかを党としてきちんと検証していきたい」と膨れ上がるオリンピック・パラリンピック関連費用に警戒感を示すとともに、原因を検証していくとした。

 また、中国のガス田開発については、2008年に日中両国で「北部区域は共同開発。白樺ガス田についてはすでに中国が開発しており、日本側は出資をする。東シナ海のその他の海域での共同開発をできるだけ早く実現するために継続して協議を行う。境界が決まるまでの過渡的期間で双方の法的立場を損なうことなく協力することを決めた。これを踏まえると「この2年で新たに12基の構造物がつくられたことは約束違反。民主党としても中国に対し厳しく抗議したい」と抗議する考えを示した。また、政府がこれまでこの事実を公表してこなかった理由についても政府に説明を求めたいとした。(編集担当:森高龍二)

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