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タカラバイオ、再生医療推進機構と不要な歯を用いた再生医療の共同開発へ
タカラバイオは24日、歯髄細胞を用いた再生医療の開発に関し、再生医療推進機構と共同で実施することに合意した。
ヒトの乳歯や親知らずといった、従来は廃棄されていた脱落歯や抜去歯から容易に採取可能な歯髄細胞は、再生医療に利用できる幹細胞として有望視されている。今回、タカラバイオは、個人から歯髄細胞を預かり保管する「歯髄細胞バンク」事業を展開する再生医療推進機構社と共同で、歯髄細胞を用いた再生医療事業を目指す。
開発する技術は、①他家移植を想定した歯髄細胞の拡大培養法および品質評価法の確立、②歯髄細胞の凍結保存法の確立、③歯髄細胞培養用培地の最適化などの検討・開発。今後はこの技術を応用した再生医療製品の製造開発受託サービスの提供や培地など製品の販売を目指す。
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