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ボーイングと航空機メーカー5社など、新型旅客機「777X」の開発・製造に正式調印
ボーイングと、三菱重工業、川崎重工業、富士重工業、新明和工業、日本飛行機の航空機メーカー5社および財団法人日本航空機開発協会は23日、ボーイングの新型旅客機「777X」の開発・製造に関して正式に調印したと発表した。
新型旅客機の777Xは、現行の旅客機の「777」の改良型で、「777-8X」と「777-9X」の2種類が設けられ、2017年の生産開始、2020年の初号納入を予定している。ボーイングによると、現時点で、6社から計306機の受注を確定しているという。
今回の契約により、胴体、中央翼、圧力隔壁、主脚格納部結合、客室扉、貨物室扉、主脚扉、翼胴フェアリングなど、主要構造部位の約21%を航空機メーカー5社が分担して製造する。なお、ボーイングが日本から調達する金額は、今後5年間で約360億ドル(約4兆4,000億円)になると見込んでいる。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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