シャープ、シルバー人材センターと連携した高齢者向け健康管理サービス

2015年7月22日 12:14

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シャープが、三重県、三重県亀山市、参加団体5社と共同で、「亀山市シルバー人材センター」と連携し、高齢者向けの「健康管理・生活支援サービス」を提供する「亀山QOL支援モデル事業」の事業体制を示す図(シャープの発表資料より)

シャープが、三重県、三重県亀山市、参加団体5社と共同で、「亀山市シルバー人材センター」と連携し、高齢者向けの「健康管理・生活支援サービス」を提供する「亀山QOL支援モデル事業」の事業体制を示す図(シャープの発表資料より)[写真拡大]

  • タブレット端末イメージ図(シャープの発表資料より)

 シャープは22日、三重県、三重県亀山市、参加団体5社と共同で、「亀山市シルバー人材センター」と連携し、高齢者向けの「健康管理・生活支援サービス」を提供する「亀山QOL支援モデル事業」のビジネス実証を9月から三重県亀山市在住の高齢者200名を対象に開始すると発表した。

 このモデル事業は、2015年度の経済産業省公募委託事業「健康寿命延伸産業創出支援事業(地域ヘルスケアビジネス創出支援)」に応募し採択されたもので、7月下旬より参加者を募集し、2016年1月まで約5カ月間実証を行う。

 参加者は毎月の利用料金を負担することで、配布されたタブレット端末を介して自身の健康管理や健康相談サービス、買い物などの生活支援サービスの提供を受けることができる。また、参加者の継続的なサービス利用を促進するため、シャープと各団体は「亀山市シルバー人材センター」と連携し、専任のスタッフがサービスの利用方法などを細かくフォローするほか、参加者の自宅を訪問し「見守り」を行う新たな仕組みも構築している。

 実証終了後、シャープや三重県、三重県亀山市、各参加団体は、モデル事業をベースにビジネスモデルを確定し、周辺自治体への展開などにも共同で取り組んでいく。利用料金は毎月2,980円(税抜、通信費込)。

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