NY金:続落で1143.90ドル、米9月利上げ観測による売り継続

2015年7月17日 02:58

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記事提供元:フィスコ


*02:58JST NY金:続落で1143.90ドル、米9月利上げ観測による売り継続
NY金は続落(COMEX金8月限終値:1143.90↓3.50)。1140.60ドルまで下落後、いったん上昇したが、1146.70ドルまでの反発にとどまった。この日発表の米国の経済指標で、先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことを受けて、連邦準備理事会(FRB)の9月利上げ観測が強まり、ドル買いとなり、金の売りが先行した。


その後、7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が大幅に低下したことで、一時買い戻しに転換。しかし、ギリシャの支援再開確定の見方から欧米株高となり、安全資産としての金の買い需要が一段と後退したこともあり、再び売りが優勢になった。《KK》

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