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自動車ドライバーの情報を欲しがる企業たち
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 自動車の情報化については、多くの企業が新しい市場として注目している。スマートフォンで大きな利益を獲得したAppleとGoogleの2社は、車のダッシュボードに新たな「領地」を確保しようと争いを続けている。それは自動車とスマートフォン、広告との連携が新たな数十億ドル規模の市場を作り出すと考えているからだ(StarTribune、Slashdot)。
一方、自動車メーカーも両社と提携してはいるものの、ドライバーの持つ情報を両社と共有することには制限を設けている。一部の自動車メーカーは、ステアリング操作、ブレーキ制御、燃料残量と連動した距離情報といったドライブ情報についてはAppleとGoogleに提供しないという。もっともこうしたプライバシーポリシーについては、メーカーごとに差違があるようだ。自動車メーカー側は旅行会社や保険会社、自動車修理工場などに車載データを提供することにより、新たな収益を得たい考えであるという。
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