第二次世界大戦中に使われたドイツ軍暗号機「エニグマ」完動品、オークションにかけられる

2015年7月15日 19:39

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に暗号化されたメッセージを送信するために作成された暗号機「エニグマ」。エニグマの多くはドイツ軍が撤退するときに破壊されているが、完動品がロンドンのサザビーズでオークションにかけられるという(guardianSlashdot)。

 完動品のエニグマは2007年にebayに出品されたことがあるが、今回のものは別の個体であるらしい。予想販売価格は約7万ポンド(約1400万円前後)と見込まれている。なお、修復マニュアルや再生バッテリーなどの補修部品は別途入手が必要なようだ。

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