学研のWebサイト、不正アクセスによって利用者情報を流出させる

2015年7月15日 19:41

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 学研ホールディングスは13日、学研グループの運営するWebサーバーの一部が不正アクセスを受け、2万人分以上の利用者情報が流出した可能性があると発表した(学研ホールディングスの発表PDF時事通信)。

 同社では7月8日に第三者調査機関から情報流出に関する指摘を受けて調査を行い、不正アクセスの痕跡を確認したことから7月10日に当該サイトのサービスを停止したという。情報流出の可能性があるのは高校生向けのe-ラーニング教材「マイガク」サービスの旧サイトで登録した利用者(2012年4月9日~2015年4月27日に登録した利用者)のもので、計2万2108人分。大半は学校・塾名/管理者および受講者のカタカナ氏名のみだが、36人分には旧サイト閲覧認証用のID/パスワード、38人分にはメールアドレスが含まれるという。

 メールアドレスは2012年4月10日~25日にメールアドレスを登録した利用者のものだけで、流出の可能性のある情報に個人の住所や電話番号、成績等は含まれないとのこと。発表時点では流出した情報がネット上で拡散していることはないとしている。

 このほか、「ママノート」「保育CAN」「保育CANカタログ」も不正アクセスを受けているが、これらのサイトは個人情報を保有しておらず、サイトの改ざん等も確認されていないとのことだ。マイガクの新サイトは不正アクセスを受けていないという。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | セキュリティ | 教育 | インターネット

 関連ストーリー:
無能な人は自身の無能さに気付けないため自信過剰になる傾向がある 2014年10月31日
業務中の「無駄な時間」を減らせば人員は削減できる? 2014年05月13日
無能な上司を暴くには? 2013年06月13日
IT プロジェクトをはじめる前に「問うべき 5 つの質問」とは? 2012年05月01日
学校には「使えない教員」がいた方がいい 2010年07月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事