東芝、松屋銀座でバーチャル試着システム・同時通訳システムを試験導入

2015年7月15日 21:48

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バーチャル試着システム(写真:東芝発表資料より)

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  • 同時翻訳システムの画面イメージ(写真:東芝発表資料より)

 東芝と百貨店の松屋は15日、バーチャル試着システムなど、東芝が開発したICTソリューションを使用した共同プロジェクトを松屋銀座(東京都中央区)で22日から開始すると発表した。

 このプロジェクトでは、利用客が画面上で好みの浴衣を選ぶと、その浴衣を着た利用者の姿が画面に表示される「バーチャル試着システム」を7月22日から8月8日まで展開する。

 画面上で選んだ浴衣は、松屋銀座1階の「GINZAゆかたステーション」で購入できる。

 また、東芝が現在開発中の日本語と中国語を同時に通訳できるシステムを、8月中旬から9月中旬まで、松屋銀座2階インターナショナルブティックの複数店舗で展開。

 本システムでは、中国語と日本語をリアルタイムで通訳し、利用客と店員との会話をタブレットの画面上に表示できるという。東芝は、開発中の本システムの運用を通じ、通訳の精度や信頼性の向上を図るという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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