ドコモ、不審な電話番号を自動で判別する「あんしんナンバーチェック」の提供を開始

2015年7月14日 19:40

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記事提供元:スラド

Printable is bad. 曰く、 NTTドコモが7月15日より、着信する電話番号をデータベースで照合し、不必要な着信をブロックする「あんしんナンバーチェック」というサービスを開始する(発表資料)。月額使用料は200円(税別)。

 以前話題になった「迷惑電話番号を共有して迷惑電話を拒否する」技術を提供するトビラシステムズやMcAfeeの検知技術を使い、着信する電話番号を「詐欺などの危険な可能性の高い着信(赤色)」「しつこいセールスなどの迷惑な可能性の高い着信(黄色)」「許可リストに登録した番号からの着信(緑色)」「左記いずれにも該当しない着信(黒色)」の4つのパターンに分類して表示するという。対応機種はAndroid 4.0以上および通話機能を搭載するスマートフォンとタブレット。

  サービスの説明ページには、誤検知された被害者(電話番号保有者)のための情報や問い合わせ窓口が明記されておらず、サービス利用者からの不適切な報告や電話番号の再利用などによる「誤検知」の被害が適切に救済されるかが疑問である。トレンドマイクロの誤検知、フリーソフトの開発を停止に追い込むと同じ状況にならないためにも、誤検知に対する迅速な対応を期待したい。

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