ナスカの地上絵、新たなものが24点発見される

2015年7月10日 15:01

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 山形大人文学部付属ナスカ研究所が7日、新たな「ナスカの地上絵」が24点発見されたことを発表した。2013年度の調査で見つかった動物の絵と合わせ、このエリア周辺で発見された地上絵は41点に上るという。同研究所の坂井正人副所長によると、「これだけの数が集中的に描かれている地区はほかに例がない」そうだ(読売新聞)。

 発見された絵はナスカ市街地から約1.5kmの場所にあり、以前は人が住んでいたとされる地域。紀元前400〜同200年頃に描かれたものを見られているが、この時代の地上絵は居住地から離れたところで発見されるケースが多かったことから、「地上絵がもっと身近な存在だった可能性もある。当時の人々の信仰や地上絵のイメージを変える必要がある」としている。

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