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米国務省、3Dプリンタ銃データの配布を規制するために武器取引規則の改正を計画
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 3Dプリンタで銃器を製造することが世界各国で問題となっているが、米国務省はこうした問題に対応するため、デジタルデータの扱いに新たな制限をかける方針だ。6月3日に掲示された官報によると、国際武器取引規則(ITAR)の規則を変更することで対応する方法が提案されているようだ。ITARは米国の外に情報流出を行わせないための仕組みであり、銃の構造や設計などのデータをオンラインで配布することを禁じるという提案が行われているという(FOXNEWS、Slashdot)。
一方、3Dプリンター銃の設計配布を行っていることで知られる団体Defense DistributedのCody Wilson氏は、Webサイトから銃用のデジタルデータを削除する要求を拒否している。同時に、新しい法令が憲法修正第一条(言論の自由)に違反していると主張、連邦政府に対して訴訟を起こしている(Slashdotの別記事)。
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