NY金:反落で1152.60ドル、ユーロ安・ドル高で割高感から売り

2015年7月8日 02:56

印刷

記事提供元:フィスコ


*02:56JST NY金:反落で1152.60ドル、ユーロ安・ドル高で割高感から売り
NY金は反落(COMEX金8月限終値:1152.60↓20.60)。1165.80ドルから一時1146.80ドルまで下落した。ギリシャがデフォルト、ユーロ離脱に向かうとの懸念が強く、ユーロ安・ドル高が進んでいることで、安全資産としての金の買いよりも、割高感からの売りが優勢になったとの見方。


この日開催のユーロ圏の緊急財務相会合と首脳会議に注目が集まったが、財務相会合ではギリシャの新提案が示されず、8日に持ち越しとなった(電話会合開催へ)。なお、米国の5月JOLT(求人労働移動調査)求人件数が過去最高を記録、その発表後のタイミングで金は7日の安値をつけている。《KK》

関連記事