Solar Impulse 2、ハワイに到着

2015年7月5日 18:39

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記事提供元:スラド

名古屋(小牧空港)を経由して米国・ハワイを目指していた有人ソーラープレーンSolar Impulse 2が、7月3日15時55分(UTC)にハワイ・オアフ島のカラエロア空港に無事到着したそうだ(Solar Impulseのニュース記事CNN.comの記事BBC Newsの記事ロイターの記事)。

飛行時間は117時間52分。太陽光エネルギーのみを動力源とする飛行機の連続飛行時間・距離の記録を更新しただけではなく、単独飛行での連続飛行時間の記録も更新した。この区間で操縦士を務め、5日間近く操縦席に座っていたAndré Borschberg氏は到着後50分ほど立ち上がろうとせず、脚のマッサージを受けてから空港に降り立ったという。

Solar Impulse 2は今後フェニックスやニューヨークを経由して太平洋を渡り、南ヨーロッパまたはモロッコから出発地のアブダビに帰る予定とのことだ。 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 地球 | 電力 | スラッシュバック | サイエンス | 交通

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