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北米でもIPv4の在庫が不足
あるAnonymous Coward 曰く、 北米でもIPv4の枯渇が始まったようだ。北米を管轄する地域インターネットレジストリのARINは、IPv4アドレスの分配を制限すると発表した。個人や企業にはIPv6への乗り換えを行うことを推奨している。それでも必要な場合は、条件を満たした上でIPv4が返却されるのを待つ必要があるという(ARINのアナウンス、V3.co.ukの記事、、Slashdotの記事)。
一方、英国では雇用年金省が使っていないIPv4アドレス1,680万個の売却を始めたことが、5月に報じられている(BBC Newsの記事、V3.co.ukの記事)。
現在もARINでは限られた数のIPv4アドレスを持っているが、ブロックサイズが小さいため、割り当ての要求に応じられないこともある。この場合、要求者はUnmet Requestポリシーに従い、ARINで確保可能な最大ブロックサイズの割り当てを受け入れるか、ウェイティングリストに登録するか、割り当てを受けないかの3つの選択肢から選ぶことになる。ARINでは大きなブロックサイズが必要な場合、IPv4市場の利用を推奨している。
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