ソニー、4K対応の高解像度・高感度ネットワークカメラを発売

2015年7月4日 03:55

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「SNC-VM772R」(ソニー発表資料より)

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  • 「SNC-VM772R」のインテリジェントクロッピング機能の画面イメージ(ソニー発表資料より)
  • 「SNC-VM772R」のインテリジェントコーディング機能の画面イメージ(ソニー発表資料より)

 ソニーは2日、1.0型裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーを搭載し、高解像度と高感度の両立を実現した4K対応の屋外型ネットワークカメラ「SNC-VM772R」を発表した。発売日は8月20日。価格は358,000円(税抜)。

 4Kの高精細な映像で広範囲を全体に見ながら、顔やナンバープレートなどの細部まで、新発売のカメラ1台でとらえられるので、監視の精度および設置の柔軟性の向上に貢献する。

 新製品の特徴は、従来課題となっていた高解像度化にともない低下する感度を改善するため、高感度・低ノイズなどの撮像特性を向上させる裏面照射型のイメージセンサーの搭載したことで、これにより4K解像度(3840x2160ピクセル)の高解像度で映像を最大30fpsで出力できる。あわせてネットワークカメラとして業界最高水準の最低被写体照度0.06ルクスを実現。夜間など照度の低い環境でも鮮明な映像が記録できる。

 また、4Kの膨大なデータ量を効果的に活用して、高精度の画像情報を記録しながらも帯域への負担を抑制する多彩な出力モードを搭載する。出力モードには、注目領域を切り出してデータ量を抑制する「インテリジェントクロッピング」や領域によって圧縮率を変え、ネットワーク帯域を抑制する「インテリジェントコーディング」、および動画を1440x960ピクセル(最大5fps)で撮影しながら、詳細を確認したい場面では4Kをこえる高解像度でJPEG静止画を記録する「エビデンスショット」を搭載する。

 さらに、天候・時間・光条件などの環境にあわせて、撮影設定を最適に切り替えられる「インテリジェントシーンキャプチャー」機能も搭載する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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