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RFC 7504公開、SMTPの応答コード521と556を定義
記事提供元:スラド
SMTPの応答コード521と556を定義することを提案するRFC 7504が公開された。
どちらもメールサーバーがメールを受け取れない場合に返す応答コードであるが、すでに521はスパム送信元と見なされるなどでメールをサーバーが受け取れない場合などに使われているようだ(Yahoo!メールヘルプ)。
これは1995年に公開されたRFC 1846で「Experimental」として定義されているが、SMTPについて定義するRFC 5321(2008年公開)には含まれていなかった。
また、556はRFC 7505で定義されている「null MX」対策のために新たに定義されたもの。インターネットメールではDNS経由で送信先サーバーのIPアドレスを決定する際、MXレコードだけでなくA/AAAAレコードも利用する場合がある。そのため、実際にはメールを受け取れないサーバーがメールの送信先になってしまう可能性がある。このような送信先サーバーについて「null MX」と呼び、応答コード556はこのような送信先に向けたメールの受け取りを拒否する場合に返すとされている。
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