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Google検索は自社サービスを優先することで検索結果の品質を下げているという指摘
記事提供元:スラド
insiderman 曰く、 Google検索の検索結果ではGoogle関連サービスのコンテンツがより優先されて表示されるのではないか、という指摘は以前からあったが、これについて検証した論文が発表された模様(CNET Japan)。
発表された論文はコロンビア大学ロースクール教授のTim Wu氏やハーバード大学のMichael Luca氏などが共同で執筆したもので、通常のGoogle検索結果と、Google+による検索結果の変動を無効化するFocus On The UserというGoogle Chrome向けプラグインを使って検索した結果を比較した結果、「自社コンテンツを優先表示することで、Googleは消費者に質の低い検索結果と関連性を提供し、それによって社会の福祉を損なっている」ことが分かったという(研究論文)。
ただし、論文では「Google関連コンテンツの優先表示を行わない場合のほうが45%以上も検索結果が注目されている」というなんとも微妙な表現がされているため、本当に検索結果の品質が低下しているのかどうかはまだ検証が必要だとは思われる。
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