MicrosoftのHoloLensをISSで活用するプロジェクト

2015年6月30日 21:22

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記事提供元:スラド

NASAが国際宇宙ステーション(ISS)で、MicrosoftのHoloLensを活用するプロジェクト「Sidekick」を開始するそうだ(プレスリリースVentureBeatの記事Neowinの記事AV Watchの記事)。

HoloLensはWindows 10を搭載し、ホログラム風の映像をオーバーレイ表示可能なヘッドマウント型ARデバイス。Sidekickは宇宙空間での複雑な作業の補助を目的としたもので、必要に応じてHoloLensを通じた手順のガイダンスを受けられるようにすることで訓練の負担低減を図る。

Sidekickには「Remote Expert Mode」と「Procedure Mode」の2つのモードがあり、Remote Expert ModeではSkypeを利用して宇宙飛行士が見ているものを地球上のオペレーターが見られるようにすることで、リアルタイムでのガイダンスを受けられるようになる。Procedure Modeは作業対象の物体にホログラム風のアニメーションイラストをオーバーレイ表示することで、手順を参照しながら作業を進めることが可能となる。

HoloLensは28日、SpaceXのDragon宇宙船による補給ミッションでISSに送られる。また、第20回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO)でも、7月21日からSidekickの試験運用が行われるとのこと。 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 国際宇宙ステーション | マイクロソフト | サイエンス | Windows | NASA

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