IoTはパスワードを不要にする、かもしれない

2015年6月24日 10:55

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 先日、パスワード管理サービスLastPassで情報流出事件が起きた。パスワードというシステムは、個人認証のシステムとしては問題が多くなってきていると感じる。IT WORLDの記事によれば、ウェアラブルおよびスモールフォームファクタデバイスへの移行は、「パスワードの引退」を早める役割を果たす可能性があるという。

 たとえばApple Watchは自分の携帯電話とペアリングすることによりパスワードを不要としている。このような二要素認証技術は多くのWebサイトでも一般的になりつつある。Apple Watchのようなウェアラブルデバイスと機器との組み合わせは、たとえば「ドアに近づいたらロックが解除される」といった手段として今後も拡大していくと見られている。

 米国のサーバー証明書認証機関「DigiCert」のJason Sabin氏は、服や電話、時計、靴といったものがIoTデバイスとして認証され、その組み合わせが個人認証に使えるかもしれないと語っている(Slashdot)。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | テクノロジー | セキュリティ

 関連ストーリー:
三菱東京UFJ銀行、ネットバンキングで乱数表を廃止。ワンタイムパスワード必須に 2015年06月22日
暗証番号として絵文字を使うオンラインバンキング 2015年06月22日
パスワード管理サービスを提供する米LastPass、攻撃を受けて暗号化されたマスターパスワードなどを流出 2015年06月17日
ウォズ曰く、IoTはバブル 2015年06月13日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事