露中が「スノーデン文書」にアクセス、米英スパイが身バレした模様

2015年6月18日 07:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 米国家安全保障局(NSA)によるネット監視を暴露した、いわゆる「スノーデン文書」の流出が原因で、イギリスは敵対国で活動中のスパイの撤退等を行わざるを得なくなったという(ReutersAFPSlashdot)。

 英国放送協会(BBC)と英日曜紙サンデー・タイムズの報道によると、この機密文書にロシアと中国がアクセス可能であることが判明した。中国はアメリカとイギリスのスパイを識別するのに必要な暗号化文書の解読に成功したという。

 暴露を行ったエドワード・スノーデン氏は2013年、文書は暗号化されており、安全に保管されていると主張していた。しかし、内務省とセキュリティ·サービスなどのイギリス政府関係者も、ロシアと中国がスノーデンの資料(機密文書)にアクセスできることについて認識しており、これによる影響を懸念しているようだ。

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