超党派議員が安保法制の「市民勉強会」16日夕

2015年6月16日 11:25

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記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の小宮山泰子衆院議員や生活の党の玉城デニー衆院議員、社民党の福島みずほ副党首ら衆参議員14人が呼びかけた集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会が16日夕から参議院会館講堂である。東京新聞論説委員の半田滋氏が安倍政権の狙いと題して安保法制を解説する。

 福島参議院議員は「歴代内閣が一貫して違憲としてきた集団的自衛権を、たった一度の閣議決定で変更したことに対して、衆院憲法審査会で与党推薦の参考人までもが憲法違反と明言した。まさに前代未聞。安倍総理が行おうとしているのは立憲主義を踏みにじるもの」と提起。

 「衆院平和安全特別委員会での安倍晋三総理や中谷元防衛大臣の答弁は支離滅裂で、他国における武力行使の判断が、時の政権の恣意的判断に委ねられ、歯止めが全く効かないことも明らかにされた」と安保法案の問題点をあげ、「半田さんから多角的に読み解いていただき、安倍政権が狙っていることの危険性や問題点について、いっしょに議論したい」と参加を呼びかけている。資料代500円。(編集担当:森高龍二)

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