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秋元梢やレスリー・キー、大西洋三越伊勢丹社長らが登場 200人のエネルギーがぶつかり合う 山本寛斎氏「日本を元気にするプロジェクト2015―スーパーエネルギー!!」
(左から)レスリー・キー、山本寛斎、ジャルジャル、大西洋社長、有森裕子
デザイナーの山本寛斎がプロデュースする「日本を元気にするプロジェクト2015―スーパーエネルギー!!」が2日、東京都現代美術館で行われ、プロのモデルやミュージシャン、ダンサー、学生、実業家など、世代や職業を超えた総勢200人の出演者たちが、寛斎氏デザインの衣装を着用し登場。“元氣とLOVEを浴びてくれ!!”というメッセージを掲げてエネルギッシュなパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。
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100メートルに及ぶランウェイにトップバッターとして現れたのは、モデルの秋元梢。鮮やかな刺繍を施したドレスに身を包んだ秋元は、ランウェイ上に長く伸びる白い布を切り裂きながらウォーキング。その妖艶な姿に観客が魅了されていると、習志野高校吹奏楽部のメンバーたちの演奏で、会場の空気は一変。「カンサイカンサイニッポン!かっ飛ばせーニッポン!」のかけ声のなかランウェイショーがスタートし、内田裕也やキャンドルジュンらがモデルとして出演。三越伊勢丹HDの大西洋社長は、伊勢丹のチェックの紙袋を持ったモデルとともに、ランウェイを練り歩いた。
その後も、DJのKEN ISHIIや写真家レスリー・キー、女優の松田美由紀、キックボクサーのHIROYA、元マラソン選手の有森裕子、体操の池谷幸雄、お笑いコンビのジャルジャルなどさまざまなジャンルのスターたちが共演。ダンスや演奏、体操など、体力の力強いパフォーマンスに会場からは大歓声と拍手が上がった。
ほぼ全編にわたって黒子として参加した山本も、ショー終了後、「わたしたちの熱が伝わったと感じた」とコメント。「今は、コラボという言葉が流行語のように使われているけど、年齢や職業の枠を超えてコラボレーションすることが本当に大切だと思う」と強調した。また、“カンサイスーパーショー”と銘打ち1993年から世界各国でイベントを開いている山本は、2020年日本で行われるオリンピックについても触れ、「“国際試合”をしている数でいえば、僕はすごく多い。最近では、“クールな日本”が取り上げられているけど、大切なのは、1人1人の心の熱さだと思う」と話した。
山本自身の“熱さ”は出演者たちにも伝わった様子で、じゃるじゃるの2人は、「リハーサルでかなり叱られました。こんなに叱られたのは小学生以来」と冗談まじりに話すと、大西洋三越伊勢丹HD社長も、「絶対妥協をしないんだという寛斎さんの姿勢はとても勉強になった。裏で支えるスタッフの心遣いは、会社のみんなに伝えたい」とコメントした。
今回のショーには、2013年から2014年にかけてロンドンとイスタンブールで発表したコレクションを中心に、山本寛斎氏がデザインした100体を超える衣装が登場。島田精機のホールガーメントを用いたニットや、オニツカタイガーのシューズ、東大阪のブレッシング社が開発したビヨンコットン、東レが開発した速乾高機能素材なども使われている。
6月2日ときょう3日の2日間開催。
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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