NY原油:反発で60.14ドル、米国の生産や在庫の減少見通しで買い

2015年6月10日 03:55

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記事提供元:フィスコ


*03:55JST NY原油:反発で60.14ドル、米国の生産や在庫の減少見通しで買い
NY原油は反発(NYMEX原油7月限終値:60.14↑2.00)。59.41ドルから60.38ドルまで上昇した。米エネルギー情報局(EIA)が前日、「シェールオイル生産は鈍化しており、その傾向は7月も続く」との見方を示したといわれ、供給後退の思惑から買いが先行したもよう。


また、10日発表予定のEIA週報(週次石油在庫統計)について、国内全体や原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が減少予想になっていることも、買い材料になった。なお、EIAが9日発表した6月短期エネルギー見通しでは、今年の原油生産予想が引き上げられたが(日量943万バレル、5月時点は919万バレル)、売りは限定的だった。《KK》

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