NY原油:反落で58.14ドル、OPEC、イラン、中国をめぐる需給思惑で売り

2015年6月9日 03:52

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記事提供元:フィスコ


*03:52JST NY原油:反落で58.14ドル、OPEC、イラン、中国をめぐる需給思惑で売り
NY原油は反落(NYMEX原油7月限終値:58.14↓0.99)。58.90ドルから57.86ドルまで下落した。石油輸出国機構(OPEC)が前週末に、生産目標の現状維持(日量3千万バレル)を決定したこと。また、イランが(制裁解除の際には)生産量を拡大する意欲をみせていることなどが、引き続き売り圧力になったもよう。


さらに、8日発表の中国の5月貿易統計で、輸出が前年比マイナスを継続。とりわけ輸入が一段と落ち込んで、原油輸入も減少したことから、大口需要減退への懸念も強まり、売りにつながった。《KK》

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