Google Chrome、Flashアニメ抑制へ。重要なプラグインのみ実行するモードが標準に

2015年6月8日 21:50

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記事提供元:スラド

minet 曰く、 GoogleがAdobeと協力したWeb閲覧の消費電力改善の取り組みとして、Google Chromeで「重要なプラグイン コンテンツを検出して実行する」モードを標準にすると発表した(Google Chrome blogPC Watch)。

 これまでは「プラグインコンテンツをすべて表示する」が標準だった。プラグインコンテンツはバッテリーを無駄に消費している、とのことで、Webページにとって中心ではないFlashコンテンツなどの実行を抑制することで、消費電力を低減するとしている。

 「重要なプラグイン」の基準は不明だが、広告のFlashアニメなどが「重要でない」と判断されるものと見られている。新しいデフォルト設定はベータ版で有効になっており、9月には安定版にも適用する。また、Googleは、消費電力のさらなる低減策を来月発表するとしている。

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