Skypeで特定の文字列を送受信するとクラッシュするバグが見つかり、修正版が公開される

2015年6月6日 20:58

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記事提供元:スラド

Skypeに http://: という文字列を送るとアプリがクラッシュするというバグが見つかり、修正版が公開されている(VentureBeatの記事The Registerの記事Neowinの記事)。

バグの影響を受けることが確認されたのはSkype for Windowsデスクトップ、Skype for Android、Skype for iPhone。一方、Skype for MacやWindowsストア版のSkype for modern Windowsは影響を受けないという。このほかのプラットフォーム版は不明だが、Skype for iPadやSkype for Windows Phoneについては修正版が出ていないことから、影響を受けなかったものとみられる。このバグはSkypeコミュニティーでWindowsデスクトップ版のバグとして報告され、他のプラットフォーム版でも影響を受けることが確認された。ただし、VentureBeatがテストしたところ、Windowsデスクトップ版では該当メッセージの送信・受信ともにSkypeがクラッシュしたのに対し、Android/iPhone版では受信側のみクラッシュしたそうだ。

Skypeではバグの確認後、該当するメッセージをブロックする措置を取り、24時間以内に修正版を公開している。なお、影響を受けるバージョンのSkypeをアンインストールする必要はなく、最新版にアップデートすれば修正は完了するとのことだ。 スラドのコメントを読む | ITセクション | マイクロソフト | バグ | IT

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