関連記事
通勤時間の活用法は?
あるAnonymous Coward 曰く、 オーストラリア国立大学とオーストラリア研究評議会が、通勤のストレスが人に与える影響について調査を行ったとのこと。その結果、通勤は単なる仕事へ向かう時間と経路というだけではなく、我々に大きな影響を及ぼしていることが明らかになったそうだ(Refinery29)。
日々通勤する人々にはわざわざ指摘するまでもないであろうが、通勤はやはりストレス源となることが分かった。通勤のストレスは遅延や混雑などの現実的な問題や、通勤時間に仕事や暮らし、または人生について考えること、また通勤している間にやりたい事やできたであろうことが阻まれることなど、さまざまな要因で発生している。
また通勤時に発生するできごとによって勤務時間や生活時間に影響が出ることもあり、通勤と通勤以外の我々の日常は非常に密接に繋がっているとのこと。仕事や暮らしに求めるもの、忍耐力、考え方の癖など通勤時に受ける影響は小さくなく、通勤は我々を形作っている部分もあると言える。
さらに通勤は街との関わりをも変えていくという。買い物をするエリアやさまざまなサービスにアクセスする場所などが通勤に大きく左右されるのはもちろんのこと、通勤経路や時間によって余暇の過ごし方も変わることさえあるとのこと。
調査は人々がストレスである通勤時間を最大限に活用すべく様々な工夫をこらしていることも浮き彫りにした。通勤時間は「家から仕事への切り替え」という重要な機能を果たしているだけでなく、人生の諸問題について考えを巡らせたり、ぼんやりと空想にふけったり、友人と連絡をとる時間にあてたり、趣味の音楽などを視聴したり、さらには瞑想したりとそれぞれが自分なりの過ごし方を編み出しているとのことだ。
皆様は通勤時間をどのように活用しているだろうか?
関連ストーリー:
座りっぱなしの生活をする人は、定期的な運動だけでは健康維持できない 2015年01月21日
都営地下鉄および東京メトロで公衆無線LANサービスが始まる 2014年12月03日
JR上野東京ライン、来年3月14日開業 2014年11月03日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク