総務省がメディア利用に関する2014年調査結果を発表、スマホへの移行が進む

2015年5月26日 17:57

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 総務省が平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査結果を発表した。主なポイントとしては

 スマートフォンの利用率が全体で6割超に。(20代94.1%、30代82.2%、40代72.9%、50代48.6%) 
 モバイル機器からのインターネット平均利用時間は50.5分(平日)。初回平成24年調査から34%増加。 
 ソーシャルメディアの利用率が全体で6割超に。(20代95.0%、30代82.6%、40代70.3%、50代45.9%) 
 ソーシャルメディアを利用した者の利用時間は平均70.9分(平日)で前年並み。利用者数が増加。 
 テレビ(リアルタイム)視聴時間 全体では前年並み(平均利用時間平日170.6分、休日228.9分) などが挙げられている。

 最近では「TV離れ」が叫ばれているが、まだテレビの視聴時間はほかのメディアと比べて飛び抜けて多いものの、10代・20代においてはテレビのリアルタイム視聴よりもネット利用時間のほうが多い点や(とはいえ録画視聴も加味するとまだテレビの利用時間のほうが多い)、10~20代と40代以上とでネットの利用方法が大きく異なる点(10~20代はSNSがトップ、40代以上ではメールがトップ)、自宅に固定インターネット回線を持っていない割合が40~50代よりも20~30代のほうが多い、SNSの利用率トップはLINEで、10代はTwitter、それ以外ではFacebookが続く、などそのほかにも興味深いデータがまとめられている。

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