(中国)貴州省の小学校で児童32人体調不良、水道水から大腸菌検出

2015年5月22日 09:43

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記事提供元:フィスコ


*09:43JST (中国)貴州省の小学校で児童32人体調不良、水道水から大腸菌検出
貴州省六盤水市水城県の勺米鎮勺米小学校で6日、児童の一部がめまい、嘔吐など胃腸の不調を訴える騒ぎがあった。全校児童407人のうち、32人が入院し、治療を受けた。20日までに別の症状(盲腸と扁桃腺)が出た2人を除き、児童はすでに回復して退院している。
県疾風病予防控制中心が原因を調査した結果、校内の生活飲用水から基準値を上回る大腸菌が検出された。児童が食べた給食(鴨肉、肉絲炒豆腐、紅豆酸菜スープ)からは問題が発見されなかったという。また大腸菌の混入ルートも特定された。水源地周辺の農家が播いた肥料が5月4~6日にかけて降った雨の影響で、耕地から水源地に浸透したことによるものという。
地元当局は水源地の改良を進め、飲用水の衛生管理を徹底するとしている。

【亜州IR】《ZN》

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