パナソニック、太陽電池モジュール国内工場へ95億円の設備投資

2015年5月18日 19:38

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島根工場の外観(左)、滋賀工場の外観(右) (パナソニックの発表資料より)

島根工場の外観(左)、滋賀工場の外観(右) (パナソニックの発表資料より) [写真拡大]

 パナソニック エコソリューションズ社は18日、太陽電池モジュール「HIT」の国内工場への設備投資を決定したと発表した。

 セルの生産拠点である島根工場(島根三洋電機)とモジュールの生産拠点である滋賀工場の生産ラインをそれぞれ増強し、年度末には、マレーシア工場と二色の浜工場と合わせ、グローバルで1GWを超える生産体制を構築する。投資金額は、島根工場と滋賀工場を合わせて95億円である。

 同社は、今回の設備投資で太陽電池モジュール「HIT」の生産量を拡大する。また、特に国内においては、パナソニックグループの総合力を生かし、太陽光発電システムをコアとして、エコキュート、蓄電池、省エネ家電などと連携し、豊かで快適なくらしを実現する「スマートHEMS」の拡大を目指す。両工場の生産開始は2016年3月を予定している。

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