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「政治家は僕の人生から終了」と橋下大阪市長
記事提供元:エコノミックニュース
大阪市を廃止し、5つの特別区に再編する「大阪都構想」に対する賛否を問う住民投票が17日実施され、反対(70万5585票)が賛成(69万4844票)を上回ったことから、同日夜、橋下徹大阪市長は今任期限りで政界から引退することを表明した。
橋下市長は「政治家冥利に尽きる活動をさせて頂いた。本当にありがとうございました」と吹っ切れたような表情で語った。
橋下市長は「7年半、自分なりにやれることはやってきたつもり。住民投票の結果で、政治家を辞めさせていただくということを言えるのは、ありがたい」と語った。
記者団から、約70万人の方が大阪都構想に賛成したが、政界を引退するのかと聞かれ「負けは負け。戦(いくさ)をしかけて叩きつけられたのだから」といい、負けたことについて「住民のみなさんの気持ち、考えをくみ取れていなかった」結果だとした。
橋下市長は「負けたのに命はとられない。民主主義は(素晴らしい)是が非でも守らなければいけない」と答え「報道の自由は民主主義を支える根幹だ」と記者団に、報道の自由を生かすよう激励する姿勢もみせた。
橋下市長は市長としての残任期に「進めるものは進めていきたい」としたが、今任期で政界から引退。「政治家は僕の人生から終了です」と話した。(編集担当:森高龍二)
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