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ドイツ人独連銀総裁 VS イタリア人欧州中銀総裁
記事提供元:フィスコ
*11:04JST ドイツ人独連銀総裁 VS イタリア人欧州中銀総裁
国際通貨基金は、持続不可能な債務を抱えた国への融資を原則として禁止しており、2016年の債務の対GDP比が174%まで膨らむと予想されているギリシャへの支援が困難となりつつある。
ギリシャへの第2次救援の残高72億ユーロの融資実行の是非が協議される中、バイトマン独連銀総裁とドラギ欧州中銀総裁の見解の相違が再確認されている。
バイトマン独連銀総裁は、「欧州中央銀行が実施しているギリシャの銀行に対する緊急流動性支援について、禁じられている政府財政支援に相当する、として批判し、量的緩和策についても、ユーロ圏経済支援に実際に必要なのか、疑問が存在する、と批判した。
※リスボン条約第125条・第1項「非救済条項」
・ (欧州〕連合は、加盟国の中央政府、地方政府、その他の公的機関、公法によって設置される組織、公営企業の責任や義務を負うことはない。
・ 加盟国は、加盟国の中央政府、地方政府、その他の公的機関、公法によって設置される組織、公営企業の責任や義務を負うことはない。
ドラギ欧州中銀総裁は、「欧州中央銀行の非伝統的金融政策は効果的であることが証明された」と述べた。《MY》
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