NY原油:反落で60.50ドル、製油所稼働率の低下を材料に売り勝る

2015年5月14日 03:51

印刷

記事提供元:フィスコ


*03:51JST NY原油:反落で60.50ドル、製油所稼働率の低下を材料に売り勝る
NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:60.50↓0.25)。一時61.85ドルまで上昇した後、
60.44ドルまで下落した。米エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した週報(週次石油在庫
統計)で、国内全体と原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫、また、ガソ
リンと留出油の在庫のすべてが減少だったことで、買いが先行した。


しかし、EIA週報では、製油所稼働率が前回から1.80%も低下。その後、それに着
目して需要の後退につながるとの思惑から、持ち高調整とみられる売りが優勢になっ
たもよう。《KK》

関連記事