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植民地支配・侵略「削除しない」政府が閣議決定
記事提供元:エコノミックニュース
政府は外務省ホームページの歴史問題Q&Aにある「我が国は 、かつて植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して 多大の損害と苦痛を与えました」との記述の「植民地支配」「侵略」について、次世代の党の和田政宗参議院議員が「削除すべき」と質問主意書で政府の考えを質したのに対し、12日「削除しない」との閣議決定を行い、回答した。
和田議員は「事実を飛躍させるとともに定義できない文言を使っているのに、これで良いのでしょうか。安倍政権が『植民地支配』『侵略』を肯定したと捉えられてもおかしくありません」とブログで伝えた。
政府は削除しないとした閣議決定の答弁で「安倍内閣としては、平成7年8月15日及び平成17年8月15日の内閣総理大臣談話を含め、歴史認識に対する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、植民地支配と侵略という文言を削除する考えはない」としている。(編集担当:森高龍二)
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