東京大学附属図書館と京セラ、次世代図書館の実証実験

2015年5月13日 14:04

印刷

ネットワーク化された読書空間(京セラコミュニケーションシステムの発表資料より)

ネットワーク化された読書空間(京セラコミュニケーションシステムの発表資料より)[写真拡大]

  • 電子書籍のリンクイメージ(京セラコミュニケーションシステムの発表資料より)

 東京大学附属図書館と京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は13日、次世代ハイブリッド図書館の実現に向けた実証実験を開始したと発表した。

 KCCSは2013年10月から東京大学「新図書館計画」のなかで、教師・学生間での電子学術書への書き込み・読書体験の共有、電子学術書と外部知識との連携など、授業や学術研究を支援する仕組みを提供してきた。

 その第二段階として、東京大学附属図書館で独自に電子化した書籍、国立国会図書館近代デジタルライブラリーをはじめとする再利用可能コンテンツ、そして新刊学術電子書籍などを連携させ、電子書籍の学術的利活用方法の検証を5月から開始した。

 電子コンテンツの拡充とそこに連なる知識のネットワーク化に取り組み、学生の探究心を育む次世代ハイブリッド図書館の実現を目指す。

関連記事