渡辺謙&マシュー・マコノヒー共演!ガス・ヴァン・サント監督映画『The Sea of Trees』

2015年5月8日 21:00

印刷

記事提供元:ファッションプレス

映画『The Sea of Trees』(原題)が2016年に日本公開される。マシュー・マコノヒーと渡辺謙が初共演し、ガス・ヴァン・サントが監督を務めた注目作だ。


[ この記事の画像を見る ]


ハリウッド業界内で行われる、製作前の脚本の人気投票「Blacklist」。過去には『スラムドッグ$ミリオネア』『英国王のスピーチ』『アルゴ』など、アカデミー賞作品賞に輝く作品を輩出してきた。『The Sea of Trees』は、2013年度にこの投票に選出されていた脚本を、新たに映画化した作品。


物語の舞台となるのは、自殺の名所としても有名な富士の樹海。アメリカ人男性アーサー(マシュー・マコノヒー)は、人生に失望し、命を絶つため富士の樹海にやってきた。森林の奥地までたどり着くアーサーだったが、そこで日本人男性タクミ(渡辺謙)に出会う。


一時自殺を決意するも、その気持ちを変え妻子の元へ戻ろうとしていたタクミは、樹海から抜け出すためアーサーに助けを求める。怪我を負っているタクミを放っておくことが出来ないアーサー。彼自身もまた、自殺を遮られたことで、死ぬことを決意するまでの出来事を考え直すようになっていく。そして2人は、極寒の森を抜け出すため、サバイバルな旅を始めることになるー。


作品の魅力の1つは、実力派として知られる豪華キャスト陣。日本を代表する俳優・渡辺謙をはじめ、『ダラス・バイヤーズ・クラブ』『インターステラ―』での主役も記憶に新しいマシュー・マコノヒー、『ダイアナ』のナオミ・ワッツらが名を連ねた。監督のガス・ヴァン・サントもまた、『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』『ミルク』などを生み出してきた世界的ヒットメーカー。


さらに本作は、2015年カンヌ国際映画祭コンペティション部門での正式上映も決定している。映画ファンこそ観ておきたい話題の一本に、期待は高まるばかりだ。


【作品情報】

『The Sea of Trees』(原題)

監督:ガス・ヴァン・サント 『ミルク』『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』

製作:ギル・ネッター 『ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日』

主演:マシュー・マコノヒー 『ダラス・バイヤーズ・クラブ』『インターステラ―』 、渡辺謙『インセプション』『硫黄島からの手紙』、ナオミ・ワッツ『ダイアナ』


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連記事