NY原油:反落で59.15ドル、イラク増産で供給過剰感による売り再燃

2015年5月2日 03:48

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記事提供元:フィスコ


*03:48JST NY原油:反落で59.15ドル、イラク増産で供給過剰感による売り再燃
NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:59.15↓0.48)。59.34ドルから一時58.32ドル
まで下落した。イラク石油省がこの日、「4月の石油輸出量が、過去最高となる日量約308万
バレルに増加した」と発表したことを受けて、供給過剰感による原油売りが再燃した。


終盤に、米ベーカー・ヒューズ社が米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表し、
稼動中リグは前週比24基減の679基であった。減少ペースは前回(31基)からやや鈍化
したが、21週連続の削減に、生産抑制継続の思惑から買い戻しが優勢になった。《KK》

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