美術館の素朴な疑問に答える展覧会『No Museum,No Life?』東京国立近代美術館で開催

2015年5月1日 16:10

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記事提供元:ファッションプレス

「なぜ、美術館の中はやたらと寒いのだろう?」「裸体はアートなのか?」普段から何気なく感じている美術館の疑問は意外に多いはず。今回、そんな美術館の気になる疑問に答える展覧会『No Museum,No Life?-これからの美術館事典』が、東京国立近代美術館で開催される。期間は2015年6月16日(火)から9月13日(日)まで。


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この展覧会では、A〜Zのキーワードにそって、作品はもちろん美術館の設備や活動、そこに集う人々まで、多面的に美術館そのものを紹介。例えば【A】ならばアーティストについて、【G】はガード、すなわち警備について、【M】ならばお金の問題など、まるで辞典を紐解くように私たちの疑問に答えてくれる。


さらに魅力的なのは、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際 美術館、国立新美術館の合同展となるため、各美術館から厳選された、ルノワール、ロダン、マルセル・デュシャンや岸田劉生など、 約170点もの作品が展示されること。素晴らしい作品を鑑賞しながら、美術館に親近感を抱くことができそうだ。


また、展示空間にも工夫が。まるで美術館をテーマにした巨大な事典の中を歩くような感覚が味わえるよう、スペースを活用している。7月31日(金)から8月2日(日)の週末には、美術館前庭での映画上映会や飲食の提供など、いつもの美術館都はひと味違ったイベントも開催予定。


美術館に馴染みがない人は気軽に入門編として楽しめ、美術館好きにはさらなる知識と親しみが湧く。そんな大人から子供まで楽しめる展覧会となりそうだ。


【展覧会概要】

『No Museum, No Life?-これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会』

会期:2015年6月16日(火)〜9月13日(日)

会場:東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリー

住所:東京都千代田区北の丸公園3-1

開館時間:10:00〜17:00(金曜は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで。

休館日:月曜(7月20日は開館)、7月21日(火)

観覧料:一般 1,000(800)円、大学生 500(400)円、高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。

※括弧内は20人以上の団体料金。価格はすべて税込。


【イベント情報】

■ギャラリートーク 桝田倫広(東京国立近代美術館研究員・本展企画者)、新藤淳(国立西洋美術館研究員・本展企画者)

日時:2015年6月26日(金) 18:00〜19:30、7月11日(土) 14:00〜15:30、8月28日(金) 18:00〜19:30

場所:1階企画展ギャラリー

※申し込み不要、要観覧券。

■MOMATサマーフェス(仮称)

期間:2015年7月31日(金)〜8月2日(日)


【問い合わせ先】

TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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