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大阪ガス、北米最大の天然ガス火力発電事業へ参画
大阪ガスはが参画するセントチャールズ天然ガス火力発電事業の発電所の所在地を示す図(大阪ガスの発表資料より)[写真拡大]
大阪ガスは28日、同社100%子会社を通じて米国・メリーランド州で建設中のセントチャールズ天然ガス火力発電事業に参画すると発表した。同事業の特別目的会社であるCPVメリーランド社の出資権益の25%を丸紅から取得する持分取得契約を締結した。同案件の出資比率は、大阪ガス、丸紅、豊田通商、Competitive Power Ventures社(Chairman&CEO:Doug Egan、CPV)の4社がそれぞれ25%となる。
セントチャールズ発電所は2017年の商業運転開始を予定しており、北米最大のPJM電力卸売市場で電力を販売する計画である。米国では老朽化した石炭火力発電所の廃止による電力供給源の減少に対応するため、天然ガス火力発電が期待されており、発電所は発電効率58%の高効率(コンバインドサイクル方式)で環境にも優しい新規電源になるという。
大阪ガスグループは、長期経営計画「Field of Dreams 2020」において、海外エネルギー事業を成長事業領域の1つとして、米国、豪州などで発電事業を展開している。米国では2004年に天然ガス火力発電事業に参入しており、今回のプロジェクトに参画することにより、同地域における事業の強化、拡大を図る。
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