シャープ、80V型液晶タッチディスプレイを発売―会議用やタッチサイネージ向け

2015年4月27日 13:19

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タッチディスプレイ BIG PAD 「PN-L803C」(シャープの発表資料より)

タッチディスプレイ BIG PAD 「PN-L803C」(シャープの発表資料より)[写真拡大]

  • ひらがなの例(シャープの発表資料より)
  • SHARPペンソフト(マルチボード) (シャープの発表資料より)

 シャープは27日、静電容量方式タッチパネル採用により、快適な操作感と書き心地を実現した大画面の80V型タッチディスプレイ“BIG PAD”「PN-L803C」を8月上旬から発売すると発表した。

 同製品は、シャープが独自に開発した高感度・高精度の静電容量方式タッチパネルを採用した。ペンや指でのタッチ位置をさらにきめ細かく検出できるため、誤作動が少なく、従来機に比べ約1/2となる約15mm角の小さな文字の書き込みも可能となった。

 さらに、オフィスで会議用に使用するだけでなく、横並びに複数台設置し既存の黒板と置き換えて使用したり、縦置き設置で大画面タッチサイネージとして使用できる。

 また、無線LAN環境下で本体とモバイル端末を連携(ワイヤレスリンク)し、画面の共有や双方向書き込みができるミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク」を同梱している。そのほか、様々なファイル形式のデータをタッチ操作で手軽に使用できるアプリケーション「SHARPタッチビューアー」なども搭載している。

 最大解像度は水平1,920×垂直1,080ドット、最大表示色は約10.6億色、最大輝度は300cd/m2、コントラスト比は4,000:1である。希望小売価格はオープンで、月産500台を予定している。

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