NECとEMCジャパン、「SAP HANA」環境の効率的な構築・運用ソリューション

2015年4月20日 13:05

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 NECとEMCジャパンは20日、SAP社のインメモリーコンピューティングプラットフォーム「SAP HANA」環境の効率的な構築・運用を実現する「SAP HANA テーラード・データセンター統合ソリューション」を提供開始したと発表した。

 このソリューションの提供価格は3,000万円から(税抜き)であり、NECとEMCジャパンは、今後SAP HANAの導入を予定しているユーザーを中心に、3年間で20セットの提供を目指す。

 新ソリューションは、同認定を取得したEMCのユニファイドストレージ「EMC VNXシリーズ」と、NECのSAP HANAアプライアンスサーバ「NEC High-Performance Appliance for SAP HANA」を組み合わせて提供する。これにより、ユーザーは1台のEMCストレージを複数台のSAP HANAアプライアンスサーバで共有することによる運用の効率化が可能となる。

 また、自社の既存EMCストレージを利用したSAP HANA環境の短期間での構築や現行のストレージ運用の適用が可能となる。さらに、EMCストレージが有するデータ保護などの運用機能を利用することで、より信頼性・可用性の高いSAP HANA環境の構築が可能となる。

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