男性1000名調査「人生で最良の時期は“20代”だった」

　男性の生き方に関するアンケートが行われた(株式会社アデランス調べ)。30～79歳の男性1,000名に対し、様々な視点から、人生で最良の時期はいつ頃になると思うか聞いたところ、人生で一番「楽しい時期」は「20代頃」と答えた人が32.9%となった。ついで、「30代頃(14.1%)」。以下、「40代(7.5%)」「50代(3.0%)」「60代以降(4.0%)」。20代をピークに減少するが50代を底として60代からは若干持ち直している。一方、「年齢は関係ない(20%)」という声も聞かれた。

　「人生で一番『モテる時期』」については、「20代頃(33.3%)」が最多。ついで「30代頃(26.9%)」に回答が多く集まった。さらに「人生で一番『仕事で活躍できる時期』」は、「30代頃(37.0%)」や「40代頃(34.0%)」が山場となっている。一方、「人生で一番『知的に成熟している時期』」については、「40代頃(27.4%)」が最多。ついで「50代頃(24.4%)」「30代頃(17.4%)」となった。いずれの項目も10代を除き、60代以降がもっとも低い数値となった。

　一方、「新しいことに挑戦し(続けたい)たいか」という問いに対しては、「非常にそう思う」と「ややそう思う」を合わせた「そう思う群」の数は全体で65%となった。年代別では、30代が65.5%。40代が64.5%。50代が63.5%。60代が62.5%。70代が69.5%となった。「そう思う群」の数は30代から綺麗に減少しているにも関わらず、70代になって突然伸び、全年代で最多という驚きの結果がみられた。

　また、「簡単に諦めない姿勢を心がけている」という問いに対しては、「非常にそう思う」と「ややそう思う」を合わせた「そう思う群」の数は、全体で70%となった。年代別では、30代が60.0%。40代が66.5%。50代が67.5%。60代が70.5%。こちらも70代がなんと85.5%となった。年齢を経るごとに粘り強くなっていることが伺える。

　「モテ」や「仕事ができる」という「人生最良の時期」が過ぎたとしても、「知的成熟」や「粘り強さ」などの精神鍛錬は年齢を重ねるごとに成熟していくと考えている人が多いである。(編集担当:堺不二子)

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