NY原油:反落で55.74ドル、米稼動中リグ減少ペース鈍化、NYダウ大幅安で売り先行

2015年4月18日 08:44

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記事提供元:フィスコ


*08:44JST NY原油:反落で55.74ドル、米稼動中リグ減少ペース鈍化、NYダウ大幅安で売り先行

NY原油は反落(NYMEX原油5月限終値:55.74 ↓0.97)。56.88ドルまで上昇した後、55.31ドルまで下落した。この日発表の米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が上振れで上昇し、3月景気先行指数も上昇を維持したことから、需要増期待などで原油の買いが一時強まった。

その後、米ベーカー・ヒューズ社が、米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数を発表。稼動中リグは前週比26基減の734基になったが、減少ペースが前回(42基)から大きく鈍ったことから、生産量低下観測が後退、売りが優勢になった。NYダウの大幅安も重石になった。《KO》

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