Microsoft、「Hyper-V Container」を発表

2015年4月13日 18:23

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Microsoftが4月8日、Windows Server次期版に「Hyper-V Container」と呼ばれるコンテナ技術を搭載することを発表した(ITmediaCOMPUTERWORLDSlashdot)。

 MicrosoftはLinux向けのコンテナ技術として近年普及が進んでいるDockerをWindows Server上でも利用できるようにすることを先に発表していた(ZDNet Japan)。Dockerを利用して管理・実行されているコンテナは「Windows Server Container」と呼ばれ、カーネルはホストのものを共有する形となるが、今回発表されたHyper-V ContainerはHyper-V仮想化を利用することで、コンテナ内のカーネルとホストのカーネルを分離する技術のようだ。Hyper-V ContainerはWindows Server Containerと同じツールで管理できるため、管理の手間はそのままで環境の独立性を高められるという点が特徴。

 また、Windows Serverを最小構成でインストールできるオプション「Nano Server」も発表された。この構成を利用することでストレージ利用量を抑え、また起動速度も高速化されるという。

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