スマートフォンで撮影するだけで被写体の化学組成を分析できるシステム、開発中

2015年4月8日 15:06

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 スマートフォンで撮影するだけで、被写体の化学組成を知ることができるシステムの開発が進められているという(gizmagSlashdot)。

 テルアビブ大学のDavid Mendlovic教授ら率いるチームは、スマートフォンに組み込める「ハイパースペクトルイメージングカメラ」の開発を行っているという。ハイパースペクトルイメージングは物質が発する固有の光の波を取得することで、対象となる物質の情報を得ることができる技術。

 カメラだけでなく、撮影イメージからすべての関連情報を抽出する画像融合ライブラリも同時に開発しているという。基本的なシステムは先月バルセロナで開催されたMobile World Congressで実証ずみ。実際に動作するプロトタイプは6月までに用意される予定だという。

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