総理訪米前に党首討論の実現を 民主申し入れ

2015年4月8日 10:18

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の安住淳国対委員長代理は7日、党首討論の申し入れを与党に行った結果、与党から「安倍総理が21日から23日頃にインドネシアに外遊する可能性が高いため月内開催は厳しい」とし、連休明け早々に開くことで検討したい意向が示されたことを語った。

 安住国対委員長代理は「毎月1回やることは国会改革の合意事項だから4月にやるべきと提案したが物別れに終わった。8日以降電話等で筆頭間協議を行っていく」とした。

 安住国対委員長代理は「岡田克也代表になってから党首討論を受けてもらっていないので正式に呼びかけた」と申し入れの理由をあげたうえで「官房長官と沖縄県知事との会談も実現し、それを受けて26日から(安倍総理が)訪米するということだから、外遊が続く前に、首相が沖縄問題や安保法制についてどう考えているのか、どうオバマ大統領に説明するのか、党首討論を通して説明した方がいいし、われわれも質したいことがある」と総理の訪米前に党首討論を実現する必要があるとの考えを強調した。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
党首討論の約束果たしてほしい 岡田民主代表
2年8か月に解散総選挙の可能性も 野田前総理
安保法制で自民と最も遠い順は長妻・細野・岡田
安倍総裁のリーダーシップで身を切る改革断行を
アベノミクスを支える思想 トリクルダウンとは?

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事